声を聞き、顔を見る

今月は本来であれば、世界中からアシテジファミリーが東京に結集し、アシテジ世界大会ならびに未来フェスティバルにて、皆さんとともに、「未知なる未来」を祝い、見つめ、そして改めて想像することが心待ちにされていた時期でした。しかし実際には、それぞれ家に留まり、(我々の多くが)プロジェクトの延期やキャンセル、空っぽの劇場、稽古場やオフィスの代わりに自宅、近い将来に於ける旅の計画の皆無と言った現実に直面しています。

そんな今だからこそ、確固とした決意、断固とした連帯(特に貧しい人や弱者との)、そしてこの「新しい日常」に於いて、どんな可能性が私たちの子どもたちや若者のための芸術の中に存在するのか思い描く、最も力強い想像力が必要とされているのではないでしょうか。

私たちは世界中の芸術家や行政官が目の前に立ちはだかるものに立ち向かうために素晴らしいエネルギーや決断を目にしているのと同時に、ニュースレターにもいくつか紹介されているように、芸術家たちが新しい方法を模索し、観客に声を届けようとし、そして子どもたちの生活に根づく芸術の重要性を提唱しようとする、インスピレーションに富んだ多くの実例があります。

会員の皆さんには先日お伝えしたように、2021年3月、そしてそれ以降また、皆さんと同じ時間と場所を共有して出会えることに興奮を覚えると同時に、今計画しなければいけないこともあります。

連帯、可能性を探る対話、そしてジレンマの共有の必要性は強く、この困難な時に於いて、継続的に会員の皆さんと繋がることのできる方法を模索したいとアシテジは求めています。我々は、本来東京で会うはずであった時期に総会のための特別なミーティングの開催を予定すると同時に、アシテジ世界理事や会員がホストになって、月次の連続的に顔を合わせる機会を作る計画を立てています。オンラインによるアクセスが必ずしも皆さんにとって容易ではないと理解しつつ、このような状況下に於いてどのような形で皆さんと繋がれるか模索したいと思います。そして近い将来、実際に皆さんと会えることを願うばかりです。もし皆さんの中で、革新的なアイデアがありましたら、是非とも提案してください。

皆さんの声を聞き、顔を見て、我々の心の真ん中にある目的と動機であるエネルギーと情熱を共有出来ることを楽しみにしております。それまで、このニュースレターが提供している内容を楽しんでいただければと思います。では近々皆さんとお会いできる日を楽しみにしております!